A			M先生
		歯槽膿漏の症状にもよりますが、すでに歯槽膿漏になっている人が、十分なブラッシング指導を受けず行う矯正療法は危険です。 十分なプラークコントロールがなされていないところへ、矯正装置（ブラケットなど）が付くと、歯槽膿漏は急激に進みます。 歯茎の下がり具合や、赤みなど、詳しい症状を頂ければ、少しは詳しいアドバイスできるかもしれませんが、、、、、 ここに書くのは典型例だと思って下さい。 1.十分、ブラッシングの仕方を理解し実践出来ている。 2.フロスや、歯間ブラシなどの補助器具についても十分理解し操作できる。 3.それにもかかわらず、歯並びが原因で、歯槽膿漏が進行している。 これら３つともある場合、矯正も一つの手法と言えますが、矯正自体で歯槽膿漏が良くなる事は私には考えられません。 ブラッシングしやすくして、歯槽膿漏を押さえていこうとする手段であると思います。 治療法、予後不良時の保存期間なども、症状によりまったく違います。 費用についても残念ながらなんとも言えません。 アドバイスとしては、今かかっている歯医者さんで、まずは説明を聞いて、その場で返事をしないのがよろしいのでは？ 相談も自費範囲になると、３千円から１万円くらいまで、費用が必要になると思って下さい。その分の費用をケチって、相談を十分せずに治療を始めると、トラブルになる場合が、かなり有りますので、ご自分で十分判断できるまで、何度でも質問した方が言いと思います。
(99/05/05)